【わかりやすく解説】生活訓練と就労継続支援B型のちがいってなに?
こんにちは!
福祉サービスを探していると「生活訓練」や「就労継続支援B型」という言葉を見かけることがありますよね。
でも、「どっちが自分に合っているの?」「どうちがうの?」と、迷ってしまう方も多いと思います。
今回は、この2つの福祉サービスのちがいを、わかりやすく項目ごとに紹介します!
① 目的のちがい
生活訓練は、自立した生活をめざすための練習や働くことを通して生活リズムを整えたり、やりがいを見つけたりすること。日常生活に必要なスキル(例えば、料理・買い物・人との関わり方など)を身につけることが目的です。
就労継続支援B型は、仕事のような活動をしながら、無理なく自分のペースで「働く経験」を積む場です。
② 利用する人のちがい
生活訓練は「社会生活に自信がない人」「自立に向けて練習したい人」「まずは生活の土台を整えたい」という方に向いています。
B型は「働いてみたいけど、フルタイムはむずかしい」「自分のペースで続けたい」人に向いています。
③ 活動内容のちがい
生活訓練は、生活スキルの練習、SST(対人関係の練習)、レクリエーションなど日常生活を上手に送るための「生活のレッスン」が中心で、就労をめざす方には作業も扱っています。
B型は 軽作業(箱詰め、清掃、手芸など)、内職、施設外作業など「作業」や「お仕事体験」がメインになります。
④ 利用期間のちがい
生活訓練には「だいたい2年で卒業」という目安がありますが、B型は長く続けることもできます。
⑤ 工賃(収入)のちがい
生活訓練は基本的に工賃がないところが多く、作業の内容に応じて、少しもらえるところもあります。
B型では「作業」をすると、少しずつ工賃がもらえます。
最後に
どちらが良い・悪いということはなく、「自分に今必要なサポートはどっち?」という視点で選ぶことが大切です。
担当の相談員さんや、ご家族・支援者の方と一緒に相談しながら、自分に合ったサービスを見つけてくださいね。
少しでも参考になればうれしいです!
なお、堺市にある生活訓練インクでは、生活支援と就労をめざす方両方にオーダーメイドなサポートを行っています。
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